レーシック専門用語集

レーシック専門用語集 Lasik Glossary
  • レフ値

オートレフ ケラトメーターで測定される角膜の屈折率です。下記のS(近視)とC(乱視)がジオプトリー D という単位で表記されます。

オートレフケラトメーター

オートレフケラトメーター

 

S(SPH) 近視・遠視の度数を表します。(S=1/焦点距離m)
「-」の数値が大きくなるほど強い近視、「+」の数値が大きくなるほど強い遠視を表します。
C(CYL) 乱視の度数を表します。数値が大きくなるほど強い乱視を表します。
A(AX) 乱視の軸角度を表します。
角度は水平方向を基準に図の反時計回りに増えていきます。

詳しくはメーカーホームページで紹介されています。

  • 正視

レフ値のS(近視)、C(乱視)が±0の状態です。(レーシックで必ずしも正視にする必要は無)

  • 眼圧

眼に風をあてる検査「非接触眼圧測定機」で、計ります。レーシック後には眼圧が低く出てしまうので、測定する際には自己申告が必要になります。

なぜ眼圧がレーシック後に低く出てしまうかというと、風を当てて角膜のヘコミ具合で眼圧を測定しており、角膜の厚さに影響されるためです。角膜が厚いと眼圧が高くでますが、薄いと低くなります。 レーシック後は角膜を削っているため角膜が以前より薄く、眼圧が低くでることになるのです。

眼圧は眼の健康状態を知るうえでのひとつの指標ですが、眼圧と眼の病気については詳しくはこちらで紹介されています。

  • 収差

光学用語で像が一点に集約しない状態をさします。低次収差と高次収差がありレーシックでの後遺症の原因のひとつとして高次収差があります。

球面収差

球面収差

(低次収差は眼鏡やコンタクトレンズで修正できますが、高次収差については修正することができません)

詳しくは別エントリで紹介しています。また高次収差の種類(コマ収差、球面収差について、こちらのブログが図解でわかり易いです。

  • 不正乱視

レーシック後に微細な角膜表面の凹凸等から高次収差が発生し眼鏡やコンタクトで修正できない乱視

  •  コントラスト感度

コントラスト感度とは、背景から図形を弁別する視覚機能のことで、必要な最小の光の量(輝度)が関係します。よってコントラスト感度が低下するとシャープさがなくなり、輪郭がぼやけてみえます。また暗い場所での視力低下が著しくでるため、夜間の運転、照明を落としたレストランや映画館、ショッピングモール等での活動に支障がでます。

レーシックを受ける時に、もとの近視度数が-6.0D以上の近視の場合はこのコントラスト感度が有意に低下するため、術後の満足度が低いことがわかっています。

また残角膜厚が280μmmを切るとコントラスト感度が有意に低下するという統計データがあります。

正常な視界

レーシック後のコントラスト感度が低下した視界

コントラスト感度低下

コントラスト感度低下

  • ケラト(角膜曲率半径)

角膜のカーブについての数字です。レフ値を測定した時に同時に確認することができます。

詳しくはこちらのブログで記述されています。

QOV (Quality of Vision)
見え方の質 レーシック後は角膜を削ることにより収差が発生し見え方の質(コントラスト感度等)が低下します。なので視力検査表で1.5出ていてもその視力を実感できない(例 体感視力だと0.7)の場合があります。

  • 角膜トポグラフィー

角膜の表面をスキャンしたもので山の等高線のようにどの部分にレーザがあたったかを確認することができます。オートレフ ケラトメーターではレーザのあたり方を測定することができませんので、レフ値が正視でも視力がでなかったり、見え方の質に問題がある時は角膜トポグラフィーで照射位置を確認しましょう。

  • 偏心照射

上記の角膜トポグラフィーでレーザ照射部分が確認できますので、中心から大きく外れていた場合はそれが見え方の質に大きく影響を与えます。

下記は偏心照射が起きた場合の角膜トポグラフィー  青い部分がレーザ照射がされた部分鼻よりに照射されているのが確認できる。

偏心照射

偏心照射

こちらのブログでは偏心照射によってレーシック難民になった事例について説明している。