クリニックが術前に伝えないポイント

クリニックが術前に伝えないポイント

大手クリニックのレーシックで術前において、いわないポイントがほぼ決まっているように思われます。下記は私のケースですが、他の多くのレーシック難民の方のブログの内容と共通していると思います。

  • 見え方の質の低下
こちらのエントリに書いたように見え方の質が低下します。レーシックを受ける前は視力がでるのに見え方の質が落ちて不満という状態が理解しずらいとは思いますが、加工された画像の映像が24時間365日ついてまわります。この点についてクリニックは敢えて術前に説明しない方針をとっています。「ハロやグレアがでますが3ヶ月から半年でほとんどの人がきにならなくなります。」というような説明をしますが、夜間視力の低下、コントラスト感度の低下など確実に予見できる機能低下について説明しませんので、きちんと術前にリスクを理解しておくことが必要になります。
私の場合は実際に強くコントラスト感度低下が起きた後に、担当医師が「ハロやグレアがでると説明したので、それはコントラスト感度と相関があるので一応説明したつもりでいる」という苦しい言い訳をしていました。
  • 収差についての説明
当然こちらについても説明は受けていません。収差についてはコマや球面について説明していくと説明が長くなるので回転率を重視している大手クリニックではこの問題に術前に触れる事は無く、術後も問題が無ければほとんどの人が知らされる事もないのだと思います。しかし収差はこちらのエントリで書いたとおり見え方の質、夜間視力低下に直結しますので事前にしっかりと説明を受けて理解できるようになりましょう。
  • 日本眼科学会のレーシックのガイドライン
ガイドラインはこちらのページからダウンロードできます。

近視矯正における標準の屈折矯正量は PRK手術に対するエキシマレーザー装置使用の承認条件である 6D(等価球面値)までを原則とし,LASIK手術についても
これに準じることとする.手術後の屈折度は将来を含めて過矯正にならないことを目標とする.6Dを越える矯正を実施する場合には十分な医学的根拠が必要であり,
10D を越えないことが望ましい.

とあります。これは恐らく6D以上のレーシックについてはコントラスト感度が有意に低下し術後の満足度が大きく低下することがわかっているためではないかと推測されます。しかしながらこのようなガイドラインについては術前には存在すら知らされません。

  • エクタジア、過矯正、偏心照射を含む深刻な合併症の発症率、統計値
1000人に1人ですとか1万人に1人など様々な説があるようです。大手クリニックでは症例数が数十万人を超えているところもありますが、症例数が多いクリニックでも当然エクタジアの発症例数は公開していませんし、医師に聞いても「数例程度しか見た事無い」と言ってお茶を濁されてしまいます。臨床データが一般に公開されていないのは非常に大きな問題だと思います。
  • 日常生活はなんとかおくれるものの、辛い合併症の可能性と治療法が無い(原因がわからない事が多い)
ドライアイ、自律神経失調等があります。下記のブログなどはその例にあたります。

その中でも下記のエントリ”本当はみんなわかっているんじゃないの?”はレーシックの危険性についてわかり易くまとめられています。

 

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