難民費用
レーシック難民になってからどのような費用が発生するのか、ということを自分のケースを例に簡単に纏めます。
1.セカンドオピニオン費用 (大学病院、大手クリニック)
他の難民さんたちが述べているように、通院にお金と時間、精神的負担がかかります。
大学病院で診察を受けた時には30分の検査、20分の診察、10分の診断書作成 合計1時間で4万5000円程度の費用が自分の場合発生しました。まだ他の病院での診察を受ける可能性も有りますのでここでは2回分と計算します。
他の所謂大手レーシッククリニックだと1回5000円程度で診察してくれますが、コントラスト感度検査等はしてもらえない場合がほとんどだと思います。
レーシックを受けた最初の一年間 (初期費用 大学病院での診察2回分)9万円
大手クリニック、及び近所の眼科 5件 25,000円
2.眼鏡
既に現時点でレーシック後2回作成していますが、さらに3回目の作成が必要な状況です。昼と夜で2本持ちにしようと考えているので
1本当たり5万円強の費用が発生します。 今後視力の変化に伴って2年に一度レンズを入れ替えると考えると
初期費用10万円(眼鏡作成費2本)
レンズ代 18000円×2(眼鏡2本)÷2(2年に一回)となりますので 18,000円/年
フレーム代 4万円 × 2(眼鏡2本) ÷ 4(4年に1回) 2万円/年
3.ソフトコンタクト
ソフトコンタクトについては通常のワンデーアキュビューを使用しています。
年間44000円程度でしょうか。これについては以前からかかっていました。
44,000円/年
4.ハードコンタクト
ハードコンタクトについてはまだ作成していませんが35000円/枚 となるそうで2枚で7万円超 そしてレーシック後は角膜のカーブが変わっている関係で一度では上手く行く事は少なく、多くの場合苦労してフィットするサイズを探すことになるそうです。その度に7万円超える金額が発生します。
仮にフィットするのを見つけるまでに3回入れ替えてハード寿命を平均3年弱とすると
初期費用21万円(ハード作成費3回分)
維持費用25,000円/年 が発生します。
5.診察費用+目薬
ヒアレイン、サンコバ
(ヒアレインは現在ネット通販で買える第3類医薬品に指定されていますのでネットで購入も可能です)
ざっくり一回の診察が2400円+ヒアレイン3箱とサンコバ一箱で4000円程度? それが2ヶ月に1回として6400円×6=38400円
診察費用+目薬 =38,400円/年(眼に異常がでない前提で少なく見積もっています)
特に大きな問題発生しない前提で計算しても、これくらいはすぐにかかってしまうというのが実際数字にして書き出してみると驚愕です。
自分のレベルの後遺症で尚かつこのまま全く順調に経過して 下記が発生します。何か症状が悪化したり、ハードコンタクト紛失した場合には数万円から100万円レベルですぐに追加費用が発生することが考えられます。
■諸費用合計
難民初期費用 425,000円
難民維持費用145,400円/年
交通費 5-10万円程度/年 (車をある程度使用することを想定 都内のパーキング、首都高代)
使用する時間 年間400−500時間程度(予想)
もう戻らない綺麗な視界 priceless
レーシック費用を込みで考えるとやはり最初の一年で実費だけで100万円超えるという 自分の実感値とだいたいあっていました。視界不良、体調不良で治療法が無く失意の中で、対処療法に100万円単位の出費がかかり、法的にも圧倒的に立場が弱いというのを弁護士事務所巡りで知る事になり絶望していくのだろうなと思います。しかしこのような状態が許されていいわけは無いですし、絶対に泣き寝入りだけはしてもらいたくない。
堂々と日眼会のガイドライン違反しているクリニックをいつまで野放しにしておくのでしょうか。このアンフェアな状況をどうにかしたい。